以前に行った展覧会です。
名古屋住みなので、名古屋市美術館と愛知県美術館にはだいたい足を運んでいます♪
マリー・ローランサンは、すごく好きというわけではないのですが観ていて疲れないのが良いです。この頃、体調不良で入院の危険を感じた出来事があって、(今は体調良くなりましたので大丈夫です!)行けるときに行っておかないと思い行きました。
これが、以前名古屋市美術館でやっていたアドルフ・ヴェルフリ展とかだったら倒れていたと思います(笑)元気じゃないと見られない絵、元気が無くても見られる絵っていうのがあるんですね…。※ちなみに、ヴェルフリ展はめちゃくちゃ面白かったです。
やっぱり、見ていて疲れないのは優しい色使いと圧のなさでしょうか。
こちら、41歳の時の自画像だそうです。目の下のクマやほうれい線もちょこっと描いてて、好感が持てます。ちょっと疲れてる感じも共感持てます。仕事上がりの私もこんな感じですもん。もっと土気色ですが。
これは、気に入らなくて突き返されたというシャネルの肖像画。めちゃ素敵な絵だと思ったけど、バリキャリのシャネル的には優しい雰囲気がダメだったのかな~。普通、描いてもらったらなかなか断れないけど、さすがシャネル。優しい雰囲気で、言われなければシャネルの肖像ってわからないですもんね。
これも好きな1枚。最後の方の作品だと思ったのですが、何か上手くなってる?!と思いました。色もちょっとはっきりしている感じ。
その他、ドレスなども展示されていたのですが写真に撮っていませんでした。
シャネルのドレスもこうやってみると素敵だと思いました。私的には日本のバブリーなイメージが強かったので…
この後、講演会「ココ・シャネルの真実」(山口昌子先生)も聴きにいったのですが、シャネル自身も波瀾万丈でドラマティックな人生だったんですね。いつもの講演会と客層が違っていて面白かったです。
ローランサンは名古屋市美術館も何点か所蔵していて、「横たわる裸婦」という作品が好きです。やっぱり男性が描く裸婦像と違うんですね。男性の描く裸婦像とよく並べて展示してあるので比べて鑑賞しても面白いです。たまに出ていますので注目してみてください!